AI技術が進化する中、Difyはその活用を最大限に引き出すツールとして注目されています。
この記事では、DifyをローカルWindows環境にインストールする方法をわかりやすく解説します。
これを読めば、初心者でも簡単にDifyを導入し、活用することができます。
Dockerをインストール前の確認
快適に動かすためのマシンスペック
1.CPU: 4コア以上のCPU
2.メモリ: 16GB以上
3.ディスクスペース: 50GB以上のSSD
4.OS: 64ビットのWindows 10 Pro/Enterprise、または最新のLinuxディストリビューション
5.仮想化サポート: BIOSでハードウェア仮想化を有効にする必要があります
複数のコンテナを同時に実行する場合や、リソースを多く消費するアプリケーションを
実行する場合に推奨
最低限のマシンスペック
1.CPU: 64ビットのプロセッサ( Second Level Address Translation (SLAT) サポート )
2.メモリ: 4GB
3.ディスクスペース: 20GB以上の空き容量
4.OS: Windows 10 Home/Pro/Enterprise、または最新のLinuxディストリビューション
5.仮想化サポート: BIOSでハードウェア仮想化を有効にする必要があります
最低限のスペックでは、軽量なコンテナを少数実行することが可能です。
ただし、リソースが限られているため、パフォーマンスが低下する可能性があります。
マシンスペック例
aspberry Pi 4: 4GB RAM、64ビットCPU、SDカードストレージ
軽量なコンテナを実行するには十分ですが、 リソース集約型のアプリケーション には不向きです。
古いノートPC: Intel Core i7、8GB RAM、SSDストレージ
Dockerを学習目的で使用するには十分ですが、複数のコンテナを同時に実行する場合にはパフォーマンスが低下する可能性があります。
パフォーマンスが低下する可能性は、以下のような事です。
・ 高トラフィックのウェブサイト
・ データが重いウェブアプリケーション
・ ゲームサーバー
・ 機械学習モデルのトレーニング
・ 高解像度のビデオ編集
BIOSでハードウェア仮想化を有効化
SARAMIみたいに古いサーバーマシンを自作したりすると必要な設定
BIOSでハードウェア仮想化を有効にする方法について、以下に詳細な手順をまとめました。
これらの手順は、使用するPCのメーカーやモデルによって若干異なる場合がありますが、一般的な手順を以下に示します。
仮想化が有効ならBIOS設定はいらないです。
スタートメニューを右クリックし、表示されるコンテキストメニューから
「タスクマネージャー」を選択します。
タスクマネージャーが開いたらパフォーマンスタブをクリック
一般的な手順
コンピューターの電源を入れ、起動時に特定のキー(通常はF2、Del、Esc、F10など)を押してBIOS設定に入ります。キーはメーカーによって異なります。
BIOSに入ったら、Advanced Modeに切り替えます。多くの場合、F7キーを押すことでAdvanced Modeに入ることができます。
Advancedタブに移動し、CPU Configurationを選択します。
Intelプロセッサの場合は「Intel(VMX) Virtualization Technology」または「Intel VT-x」を、AMDプロセッサの場合は「SVM Mode」または「AMD-V」を探し、これを「Enabled」に設定します。
設定を変更したら、F10キーを押して変更を保存し、システムを再起動します。
メーカー別の手順
ASUS
- システムの電源を入れ、F2またはDelキーを押してBIOSに入ります。
- Advanced Modeに切り替えます(F7キーを押す)。
- Advancedタブに移動し、CPU Configurationを選択します。
- Intel(VMX) Virtualization TechnologyをEnabledに設定します。
- F10キーを押して設定を保存し、システムを再起動します
Dell
- システムの電源を入れ、F2キーを押してBIOSに入ります。
- Advancedタブに移動し、Virtualizationを選択します。
- Intel VT-xまたはAMD-VをEnabledに設定します。
- F10キーを押して設定を保存し、システムを再起動します。
HP
- システムの電源を入れ、Escキーを押してBIOSに入ります。
- F10キーを押してBIOS Setupに入ります。
- System Configurationタブに移動し、Virtualization Technologyを選択します。
- Enabledに設定します。
- F10キーを押して設定を保存し、システムを再起動します。
Lenovo
- システムの電源を入れ、F1またはF2キーを押してBIOSに入ります。
- Securityタブに移動し、Virtualizationを選択します。
- Intel(R) Virtualization TechnologyをEnabledに設定します。
- F10キーを押して設定を保存し、システムを再起動します。
BIOSのバージョン
BIOSのバージョンによっては、設定項目の名称や場所が異なる場合があります。最新のBIOSにアップデートすることをお勧めします
仮想化の確認
設定が正しく反映されているか確認するために、タスクマネージャーのパフォーマンスタブで「仮想化」が有効になっているか確認します
Dockerのインストール
お使いのPCに合わせた物をDocker公式サイトからをダウンロードを行ってください。
ダウンロードフォルダにDocker Desktop installer.exeをダブルクリックしてください。
公式からダウンロードしたDockerなので問題ありません実行を押してください。
インストール中にダイアログがでますがUse WSL2 instead of Hyper-V(recommended)と
Add shortcut to desktopにチェックが入ってます
Use WSL2 instead of Hyper-V(recommended) は、重要なので必ずチェック
Add shortcut to desktopこちらは、デスクトップにショートカットを作成するのチェックです。
Installation succeededがでましたらClseボタンを押してください。
Docker Subscription Service AgreementがでましたらAcceptを押してください。
Finish setting up Docker Desktopの画面がでましたらUse recommended settingsを選んで
Finishをクリックしてください。
Create your account画面では、普段使っているe-mailかg-mailどちらでも良いので
好きな方を選び全て入力後、Sing upボタンを押してください。
Welcome Surveyは、スマホカメラで翻訳してアンケートに答えましょう
無料で使わせてもらうので後、認証メールが来ていたような気がします。
Difyのインストール方法
Git Hubからソースコードをダウンロードします。Difyのダウンロード
① ②の順番でクリックするとdify-main.zipファイルがダウンロードします。
dify-main.zipファイルを解凍してください。
解凍するとdify-mainと言うフォルダが出来ていると思います。
フォルダをCドライブ直下に移動してください。
dify-mainの階層からdockerに移動して
PC ローカルディスク (C) dify-main dokerの所をクリックすると全選択されると思います。
cmdのコマンドを入力してください。
cmd
コマンドプロンプトが表示されていると思います。
C:\dify-main\doker>になっていることを確認してください。
Dockerも起動していることを確認してください。
コマンドプロンプトに下記を入力ペーストは右クリックで出来ると思います。
docker compose up -d
上記の様に動いていればインストールされています。
何も動かない場合は、Dockerが起動していないまたは、フォルダの階層が間違えの可能性があります。
再度確認してください。
コマンドプロンプトの動きが止まったら
ブラウザに下記を入力してください。
http://localhost/install
メールアドレス・ユーザー名・パスワードを設定してください。
Difyインストール完了になります。
お疲れ様でした^^
ではDifyライフを楽しんでください。